東京のお墓と聞くと、多くの場合が寺院や霊園などにある墓地を連想される人は多いのではないでしょうか。小平や多摩などには規模が大きな霊園があるので、このような場所を連想される人も多いでしょうし、東京には400年以上の歴史を持つ寺院もあるので、このような墓地を連想される人も多いといえます。しかし、最近のお墓の中で注目が集まっているのが納骨堂です。納骨堂は建物内に遺骨を安置するためのスペースを設けている建物、建物全体が墓苑になっているなどの特徴があります。
屋内墓苑などの理由から、雨が降っているとき墓地とは違い傘をささずにお墓参りができますし、東京の中にあるので最寄駅から徒歩圏内を売りにしているところが多く、お墓参りは思いついたとき気軽に出かけることができる利便性も兼ね備えています。なお、納骨堂にはロッカー式や仏壇式など、目の前で参拝ができるタイプと礼拝室といった専用の参拝ルームが設けてあり自動搬送機で遺骨をその場に呼び出して参拝ができる機械式などの種類があります。他にも、東京には樹木葬と呼ぶ墓地を設けている施設もあります。樹木葬は地方の里山などにある専用の墓地を連想される人も多いかと思われますが、都内の寺院や葬儀社もしくは仏壇仏具を専門にしている会社などが納骨堂や樹木葬のお墓を提供していて、個別に埋葬されるプランと合祀埋葬のプランから選択できる、しかも永代供養を可能にしていて誰もが利用できるメリットを持ちます。